英国永住者の日常

ごく普通の英国永住者の日常の記録です。

職場のドレスコード

昨日ランズエンドのフリースブレザーの黒かグレーならば職場によっては大丈夫だろうと書いたのですが、職場のドレスコードについて思い出したことです。
私の元の職場だったら、もちろん何色のブレザーでも大丈夫だったな。と思いました。



私が以前勤めていた職場は、結構自由な職場でした。職種はかなり固いんですが服装は自由でした。ブレザーに毎日生花をさしてきて、パイプを咥えてるイングリッシュ・ジェントルマンみたいな人や、上から下まで全てラルフローレンの広告塔みたいな中年男性、髪の毛をオレンジや紫に染めてる女性など、結構なんでもありな感じでした。28歳すぎてるのに、16歳のギャルみたいな格好の超高学歴女性もいました。その人の結婚式に来ていた友達がみんな18歳ぐらいだったのがものすごく謎でした。



その中でも一際目立っていた人なのですが、ロゴ入りのものがほとんど全部グッチというおじさんがいました。
いつも休憩時間には食堂やカフェに静かに1人で座って新聞を読んでいた人なのですが、やっぱりなぜか目立っていました。
バッグやマフラー、ベルト、靴などがグッチなのはすごいなあ。何者なんだろうと思っていたのですが、噂によると仕事は暇つぶしのためにしているだけで、自分で会社を起こし、とんでもなくお金持ちだという噂です。
たしかにグッチさんはシルバーフォックスといわれる色の髪の毛でかなり紳士っぽい外見です。当時60歳以上だったと思うのですが、謎めいていました。明らかに仕立てのいいスーツやコート。ある日ジムで奥さんとグッチさんを見かけたのですが、奥さんもブランドものだらけできらびやかでした。眩しかったです。



もう1人目立っていた人は、イタリア人30代の俺様っぽい男性だったのですが、いつも金ボタンの紺ブレにデザイナーズのネクタイを締め、ジーンズを履いていた俺様っぽい男性。時計はロレックス。彼の周りだけバブルの時代みたいでした。
ある日、職場のルールが変わり、男性はジーンズ禁止、ネクタイ着用、スニーカー禁止に決まったのです。その時の彼の怒りはものすごく、
「俺のジーンズはデザイナーものなんだよ。そこらの安いスーツよりよっぽど高いんだ。なんでこれがダメで安いスーツが許されるのか理解できない。」
と怒り狂っていました。



いやいや、そういうことじゃないでしょ。値段の問題じゃなくて、スタイルの問題だし。と思っていました。
それに、そもそも職場の他の人達はブランドも知らないと思うから職場にそのブランド物のジーンズ履いて来ても意味ないと思うけどなんて考えながら聞いていました。



他には2着のスーツだけを何年も何年も一年中着まわしている中年女性。そこまで給料が悪いわけでもないのに不思議でした。
いつもかつらがズレまくってる男性もいました。
かつらについては、なんでいつもズレてるのか、鏡は見ないのか? なぜ色が違うカツラをランダムにつけてくるのか理解できませんでした。 
ばれないように一色にまとめた方がいいと思うんですけどね。



でも、そういう自由な感じは嫌いじゃなかったです。



次の職場の上司はイタリア人で、仕事が終わるといきなりシャツのボタンを三つぐらい開けて金のネックレスと胸毛を見せて、おもむろにサングラスをかけるのですが、ほんっとに気持ち悪かったです。日焼けしててギラギラしていました。



こういう個性はあんまり好きじゃないかもです。




というわけで、たまたま私の今までの職場は、ドレスコードが自由だったんですが、日本にいた時働いていた会社だと考えられない感じですね。
でもこういうなんでもありな感じ結構好きです。