英国永住者の日常

モラ夫と暮らす英国永住者の日常の記録です。

子はかすがい A child binds a married couple together.

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もふもふしててあったかそう。この写真むちゃくちゃ大きくなってしまいました。笑



最近、ハグのことや同じ部屋に寝ていないことなどで、我が夫は不満が溜まっているそうです。
私としても、ゆっくり眠れる部屋があるのに、なぜ一緒のベットで寝なくてはいけないのかと言う思いがあり、文句を言われることが不満です。



通常私は夫よりも早く寝室に行って寝てしまうのですが、夫は寝る前にわざわざ私を起こすのです。ただ「おやすみ」というためだけに。
夜中に起こされてしまうので、結局それから眠れなくなります。私は寝つきが良くないので睡眠補助剤という軽めの睡眠薬みたいなものを飲んでいる時があるのですが、起こされると全く意味がなくなってしまいます。次の日の朝が早い時などは本当にイライラします。
何度も抗議しましたが、やめてくれないので息子が使っていた部屋で寝ています。それが気にくわないようなのです。



息子が独立してしまったためか、我が家では夫婦の間に秋風が吹き込みつつあります。
子はかすがいと言うけれども、本当にそうだなあとつくづく思います。息子がいた時は喧嘩していても、夕ご飯はみんなで一緒に食べて、知らないうちに仲直りしていたりしたのですが、2人だけだとそう言うきっかけもなくなり、喧嘩すると結局2−3日口をきかないこともあったりします。
良くないことですね。



何年か前に、イギリスに住むお友達の子供さんたちが独立した時、友達はすっかり落ち込んでしまい、鬱になってしまいました。
友達は子育てに全力投球していたので、無理もなかったのかもしれません。ご主人も「もう無理かも」と言っていたのを覚えています。
でも、その時はその喪失感がイマイチ分からなかったのですが、今ならひしひしとわかります。



「車でガールフレンドの家まで送って行って」とか「友達くるからみんなの分ご飯作っておいて」とかそういうのはめんどくさいのですが一切なくなってしまうと
「私はもうイギリスに住む必要もないんじゃないか」とか、「義務は果たしたし、そろそろ自分の人生を考えた方がいいんじゃないか」とか思ったりします。
息子がいるととにかくお客さんが多かったので、怒っていても知らないうちに忙しくて忘れてしまったりとか、若者と話しているうちに大笑いしたりして、機嫌が良くなったりとか、そう言う日常のちょっとしたことが私たち夫婦を結びつけていたんだなあと思います。



そういえば、鬱になったお友達は、その後ご主人と夫婦共通の趣味をみつけて、危機を乗り越えたのです。今は2人だけの優雅な生活を楽しんでいるようです。



私たち夫婦は、息子が引越ししてからというもの、喧嘩したりで口をきいていない日の方が多いかもしれません。晩御飯を一緒に食べないこともちょくちょくあります。うちの夫の「夕ご飯は絶対に家族一緒に食べる主義」が崩壊してしまっています。たった2ヶ月しか経っていないのに。
それはそれで、色々と条件があり面倒だったので、楽でいいと言えば楽でいいのですが。私たちもこの危機を乗り越えることができるのでしょうか?
大学生の時は休みになると長期で帰って来ていたので、それを心待ちにしていましたが、もうそれもないんだなあと思うと悲しいですね。



私の姉の家では、子供達が独立してからと言うもの、どんどんペットが増えています。義理の兄がペットを増やしていますが、ペットに話しかける時は本当に優しそうな声で話しかけています。みんな色々と考えて、子供がいなくなった生活の空虚感を何かで補っているんでしょうね。



ところで、「かすがい」って今の今まで何のことなのか知りませんでした。コの字型の釘のことだったんですね。グーグルで調べると写真と説明がすぐに出て来るので本当に便利です。なんで今まで知らなかったんでしょうか。