英国永住者の日常

ごく普通の英国永住者の日常の記録です。

アジアのアイドル

先日イギリスのグレアムノートンショーというテレビ番組を見ていたら、BTSという韓国のボーイバンドが出ていました。初めて見たグループでした。このショーには毎回違うアーティストが出てきて、最後に曲を歌います。



普通だったら、こういうバンドを見てもすぐ忘れてしまうんですが、今原爆Tシャツで話題になっていたので、ああこの人たちかあと思って思い出しました。



グレアムが「世界最大のボーイバンドBTSと紹介したのですが、イギリス人特有の皮肉が入ってたのかな〜という感じがしました。決してBTSをディスっているわけではないのですが、そのショーに出てくるのは世界でも有名な人たちなので、そこで「世界最大の」と言ってもなんか違うなと言う気がしました。ちょっとしらけた感じになっていました。


歌が始まるとすごい歓声でしたが、それは通常どおりで、誰が出ても毎週そうなのでそういう演出なのでしょう。(すみません。ディスってるわけではありません。ただの観察です。)


イギリスに長く住んでる人はわかると思うのですが、そもそもボーイバンドのファンって小学生かせいぜい中学生ぐらいまでなんですよね。
そしてそのボーイバンドも日本やアジアのアイドルに比べるとおっさんくさいです。そのちょっとおっさんくさいボーイバンドに小学生や中学生がキャーキャー言ってるわけです。


このBTSも日本のアイドルも、イギリスに住んでる人から見たら小学生向けのアイドルでなおかつ子供っぽいなという印象になると思います。文化の差ですから、どっちが悪いと言っているわけではないのですが、アジアのボーイバンドが大人気になる可能性はかなり低いのではないかと。


よく見たらBTSにもかっこいい男の子がいたことはいたのですが、かっこいいの基準が違うのです。
イギリスでは、大学生になったぐらいから、男の子たちがおっさん化してきます。高校生ぐらいまでは日本人目線では本当にかっこよくて美しい男の子がいるのですが、大学生ぐらいから、ひげを生やしたりしはじめて、筋トレしたりして、あっという間におっさん化します。最初は可愛かったOne Directionもあっという間におっさん化しました。でもいつまでも子供っぽいと成長していくファンは離れていくでしょう。


でもイギリス人の女の子たちも大学生になると、すっかり大人っぽくなってしまうので釣り合い的には取れています。
外人はすぐに老けるという印象を持つ人も多いと思いますが、多分目指すものが違うんだと思います。女の子もキムカーダシアンとかに憧れる子もおおいですが、日本人からみるとキムカーダシアンは20歳前後の女の子が目指すタイプではなくないですか?


というわけで、アジアのアイドル、よっぽど歌が上手くて誰にも真似できないことをやっているとかじゃないとイギリスで売れるのはむずかしいかなーと思います。BABY METALのファンには何度か遭遇したことがありますが、彼らはアイドルがかわいいという目線ではなく、ユニークさとか歌や演奏のうまさとかをずっと話していました。メタルと女の子の組み合わせが新鮮でなおかつ演奏も歌も上手いと言うことが評価されたわけで、かわいいだけでは評価されなかったと思います。


一度、ヨーロッパでも人気が出そうな欧米向けアジア人ボーイバンド作ってみたら面白いかもしれないですね。ただ、ボーイバンドという存在自体が若者にはかっこいいというカテゴリーではないのです。One directionのメンバーですらオーディション時にボーイバンドは嫌だソロがいいだとか踊りたくないだとか色々ゴネていたのを覚えています。その当時彼らは16〜18歳ぐらいだったんですけどね。